プリンと格闘。

『今日はー、デザートがございますー。』まかないの後でご案内をしてみました。
『プリンだろ。』と、オーナー。
前日私が大騒ぎしながらプリンを作っていたのを知ってるからです。

試作でポルトガルのプリンを作ってみました。
プディン・デ・ラランジャ♪ 可愛らしい名前ですね。オレンジのプディングです。
人生初のプリン作りでした。
クラシコたかし曰く、『ウソでしょーーー』らしいのですが、今までの人生でプリンを作ってこなかった、
という事実に対して、そんなに驚かれるほうが驚きです。

カラメルを作っていた際、オーダーやレジで作業をオッサンシェフに任せてしまったので、
カラメルは私というよりオッサン作なのですが、レシピを頭の中に叩き込み、集中して作ったプリンは、
オーブンを開けた瞬間に雄叫びを上げてドアを閉める有り様。

『私、プリン作ってましたよね?』

『知らねぇよ。何か作ってたみたいだけど。』←仕事に夢中で、話を聞いてくれないオーナー。
なので、クラシコたかしに泣きついてみました。

『オーブンの中、どうしたってプリンじゃないだよ。』
『どういう事?』
『いい?開けるよ。』

オープン!!

『えぇぇぇーー?いつか見たパンデローみたい。昔、こんなん作ってたよね。』
古傷にしみた言葉でした。
『冷やせばきっとプリンになるよね。』
『なんないと思うよ。』
『…。』

そんな夜でした。

明けて翌日。
冷蔵庫の中のプリンらしきものは、膨らみは落ち着いたものの、どうもプリンっぽく見えません。
そしてまかない。
『よし、ぷっちんしてみよう。』
悪戦苦闘しながらぷっちんしてみると…

プリン

『おおぉぉーーー!見た目はプリンだーー!!裏っ側はプリンだったー!沢山食べてやね。』

ひっくり返したら、きちんとプリンでした。

『うまい…こんなコメントするはずではなかったのに。』と、オーナー。素直に美味しいだけで良いのですが。
クラシコたかしも、『うん。うまいね。プリンは固いのに限る。』

人生初のプリンにしてみれば、まぁまぁの出来でした。
もっと精進して、美味しいプリンをお店で出します!!
メニューにあったら頼んでみて下さいませ。

今朝クラシコたかしが、ビニール袋にトリッパと書こうとして『トリッペ』と書いてしまったのを見て
大爆笑しました。
私は着物を着ませんが、『帯紐をといて笑う』というのは、あのような状況じゃないのかしら。と思います。
笑う、ということは本当に体に良いです。寒かった体が温まりました。

本日も張り切って営業いたします!
沢山のお客様にお会い出来るのを楽しみにしています!!